Git for Windowsをインストールする

GitHubとは

Gitは、コードのバージョンを管理するシステムです。Gitは、ソースコードなどの変更履歴の記録や追跡ができるため、何かあったときにファイルをもとに戻したりすることが可能です。

Linuxカーネルを開発したリーナス・トーバルズが、当初はLinuxのカーネルをBitKeeperというバージョン管理システム利用して開発していました。

しかし、OSSのコミュニティの対立のためBitKeeperが使えなくなり、BitKeeperの代替としてGitを開発しました。

Gitをオンライン上でバージョン管理ができるようにしたのがGitHubです。これによって、メンバーがファイルの変更履歴を残すことができるため、どこが変更されたかを確認することができるようになります。

GitHubは、2018年10月26日にマイクロソフトによって買収されましたが、現在もGitHub.Incによって運営されています。

GitHubのインストール

ここでは、GitHibのインストール方法について説明します。

  1. Git for Windowsの公式サイトより、「Download」をクリックし、インストーラーをダウンロードします。
    Git for Windowsサイトでダウンロードをクリックする画面
  2. ダウンロードしたGit for Windowsの実行ファイルをダブルクリックして、インストーラを実行します。
    Git for Windowsインストーラを実行する画面
  3. 「このアプリがデバイスに変更を加えることを許可しますか?」メッセージが出たら、「はい」をクリックします。
    ユーザー アカウントの制御画面
  4. セットアップ画面が出たら、「GNU General Public License」を確認し、「Next」ボタンをクリックします。
    セットアップ画面で「Next」をクリックする画面
  5. インストール先のフォルダを設定し、「Next」をクリックします。インストール先のフォルダは、デフォルトのままでよいでしょう。
    インストール先フォルダの設定画面
  6. インストール先に、フォルダが存在する場合は、「Folder Exists」画面が出ます。そのままインストールする場合は、「はい」をクリックします。インストール先にフォルダが存在した場合の確認画面
  7. インストールするコンポーネントを選択し、「Next」をクリックします。ここでは、そのまま「Next」をクリックでよいでしょう。
    コンポーネント選択画面

  8. スタートメニューのフォルダを選択し、「Next」をクリックします。
    スタートメニューへ追加したくない場合は、「Don’t create a StartMenu folder」にチェックを入れます。コンポーネントの内容

    • Additional icons
      • On the Desktop
        デスクトップにアイコンを追加します。
    • Windows Explorer integration
      エクスプローラーで右クリックすると、コンテキストメニューにGitを起動するためのメニューが追加されます。

      • Git Bash Here
        Git Bashを起動します。
      • Git GUI Here
        Git GUIを起動します。
    • Git LFS (Large File Support)
      Git LFS を追加します。Git はスナップショットを取ってバージョン管理を行うため大きいサイズのファイルを扱うのに不向きです。そのため、Git LFSを拡張することで大きいサイズのファイルを効率的に扱うことができます。
    • Associate .git* configuration files with the default text editor
      テキストエディタを起動するための「.git」ファイルの関連付けをします。
    • Associate .sh files to be run with Bash
      Bashで実行するための「.sh」ファイルの関連付けをします。
    • Check daily for Git for Windows updates
      Git for Windowsのアップデートを毎日チェックします。
    • Add a Git Bash Profile to Windows Terminal
      WindowsターミナルにGit Bashプロファイルを追加します。スタートメニューに追加するかどうかの画面
  9. Gitを利用する標準エディタを設定し、「Next」をクリックします。
    Gitを利用する標準エディタの設定画面
  10. 新規リポジトリの初期ブランチ名を指定し、「Next」をクリックします。ここは、デフォルトの初期ブランチ名をmainにしています。
    • Let Git decide
      デフォルトの初期ブランチ名を、「master」にします。
    • Override the default branch name for new repositories
      デフォルトの初期ブランチ名を設定します。

    新規リポジトリの初期ブランチ名の指定画面

  11. PATH環境変数の調整で、PATH環境変数に追加するフォルダを選択し、「Next」をクリックします。
    • Use Git from Git Bash only
      Git BashからGitのコマンドラインを使用したい場合に選択します。PATH 環境変数には何も影響はありません。
    • Git from the command line and also from 3rd-party software
      Git BashやDOSプロンプトやPowerShellを使用したい場合に選択します。通常は、こちらでしょう。
    • Use Git and optional Unix tools from the Windows Command Prompt
      Git BashやUNIXのツールを利用したい場合に選択します。これを利用するには、UNIXの知識があるのが望ましいです。

    PATH環境変数の調整画面

  12. HTTPSトランスポートの設定で、利用したいライブラリを選択し、「Next」をクリックします。
    • Use the OpenSSL library
      OpenSSLライブラリを使用します。通常はこちらでしょう。
    • Use the native Windows Secure Channel library
      WindowsのルートCA証明書を使用します。Active Directoryなどで管理されている場合は、こちらを選択するとよいでしょう。

    HTTPSトランスポートの設定画面

  13. 改行コードの変換設定で、改行方法を設定し、「Next」をクリックします。チェックアウト・コミット時に、改行コードを自動変換するか設定します。デフォルトでは「Checkout Windows-style, commit Unix-style line endings」が選択されていますが、今回は「Checkout as-is, commit as-is」を選択しています。
    • Checkout Windows-style, commit Unix-style line endings
      改行コードのチェックアウトはWindowsスタイル「CR-LF」、コミットはUNIXスタイル「LF」に変換します。
    • Checkout as-is, commit Unix-style line endings
      改行コードのチェックアウトはそのままで、コミットはUNIXスタイル「LF」に変換します。
    • Checkout as-is, commit as-is
      チェックアウトもコミットもそのままで、何もしません。

    改行コードの変換設定画面

  14. ターミナルの設定で、Git Bashを利用するためのターミナルエミュレータを設定し、「Next」をクリックします。
    • Use MinTTY(the default terminal of MSYS2)
      MinTTYを使用します。通常は、こちらを選択するとよいでしょう。
    • Use Windows’ default console window
      Windowsの標準コンソールを使用します。

    ターミナルの設定画面

  15. 「git pull」のデフォルト動作の選択で、git pullのデフォルトの動作を設定し、「Next」をクリックします。
    • Default (fast-forward or merge)
      「git pull –ff」を実行します。ここはデフォルトでよいでしょう。
    • Rebase
      「git pull –rebase」を実行します。
    • Only ever fast-forward
      「git pull –ff-only」を実行します。

    「git pull」のデフォルト動作の選択画面

  16. 資格情報マネージャーの選択で、資格情報マネージャーを選択し、「Next」をクリックします。
    • Git Credential Manager Core
      Git Credential Manager Coreです。通常は、こちらを選択するとよいでしょう。
    • Git Credential Manager
      Git Credential Managerですが、非推奨です。
    • None
      Credential Manager を使用しません。

    資格情報マネージャーの選択画面

  17. 追加オプションの設定で、追加したいオプションを選択し、「Next」をクリックします。ここは、そのまま、「Next」をクリックでよいでしょう。
    • Enable file system caching
      ファイルシステムのキャッシュを有効にします。
    • Enable symbolic links
      シンボリックリンクを有効にします。

    追加オプションの設定画面

  18. 試験運用オプションの設定で、利用したいオプションを設定し、「Next」をクリックします。試験用なので、オプションを設定せずに「Install」をクリックでよいでしょう。
    試験運用オプションの設定画面
  19. 設定が完了すると、インストールが開始されます。
    インストール中の画面
  20. インストールが完了すると、インストール完了画面になります。「Finish」をクリックでインストーラーを終了します。
    • Launch Git Bash
      Git Bash が起動します。
    • View Release Notes
      Webブラウザが起動し、Gitの変更履歴が表示されます。

    インストールが完了画面

以上が、Git for Windowsのインストール方法です。いかがでしたでしょうか。

Gitに慣れてきたところで、Gitの環境を整備するために再度インストールしたいと思ったら、自分のお好みの設定でインストールしてみましょう。